2024年キー局アナウンサーインターンES通過は雰囲気重視?

2024年キー局アナウンサーインターンES通過は雰囲気重視?

本年度の「キー4局春インターン」。本日と明日に日本テレビ「アナウンサーへの道」が開催され公式に発表されている日程としては終了となります。

放送局によっては通過者の人数が昨年より少なめか?と感じるところもありました。昨年と比べて総じて「難化」した印象があります。

その中でも重視されたのが「動画」。この件についてはアナウンススクールで指導されている方々の理解でも同じだと思います。自身の記憶ではアナウンサー選考において

「2021年卒対象(2019年実施)」

から動画の提出が必須となった記憶があります。

最初の動画提出の意味合いとしては「写真を修正していないかチェックする」ものであったと考えていますが、当時のテレビ朝日・日本テレビの課題を本年度と比較してみると

テレビ朝日
2019年 「15秒自己PRと原稿読み」
2024年 「課題動画45秒と自己PR30秒」

日本テレビ

2019年 「自己PR45秒」
2024年 課題1「あなたらしさ」がよくわかる30秒以内の自己PR動画を撮影してください。また、必ず自身の強みを表す「○○力(りょく)」という言葉を使ってください。「〇〇力(ちから)」と表しても構いません。
(自己PRの内容はWebエントリーシートの内容と一部重複していても構いません)※30秒のうち、10秒以上は全身がよく見えるサイズで撮影してください
課題2「わたしの推し」をテーマに、その魅力が日本全国の老若男女に伝わるように30秒以内で撮影してください。また、撮影の際には、話すだけにとどまらない「ひと工夫」を盛り込んでください。※課題(1)とは異なる内容にし、30秒のうち10秒以上はバストショット(顔がよく見えるサイズ)で撮影してください。

と5年の時を経て内容もボリュームもかなり変化しています。

2020年実施以降、外部環境の影響もあり、動画提出が「一次面接」も兼ねているような課題内容となっていて、それが原因なのか?エントリーシート(ES)通過難易度は本年度は2019年比ではかなり上がったような印象を受けます(通過者を減らしているのでは?と推測されます)。

動画で見ているのはおそらく「雰囲気」ではないのか?と本年度の結果を見て感じました。まずは写真である程度絞り込み(セレクト)、その次に動画で「雰囲気チェック」。その後に「内容をチェック」しているのでは?と考えています(自身なら限られた時間の中ではその手順が一番労力がかからないと思っています)。また
「写真」と「動画」を同時に表示させてチェックするという方法もあるかと思います。

要するに

「写真映りが良いのは当然」
のこと。さらに
「表情も含めて雰囲気が良く・さらに内容もあるレベルの高い動画」

の提出がエントリーシート(ES)通過では必須になって来たのでは?と本年度の傾向を振り返り推測しています。

キー局のESを通過するためには

「まずは静止画でしっかり表情を良くして」「次に雰囲気含めてレベルの高い動画」

こちらに対応する必要があると思います。

通過してからは各アナウンススクールなどで学ばれたことをしっかりと!でしょうか。

秋の本採用で逆転を狙う方はこのあたりを念頭に今から夏に向けてレベルアップされてはいかがでしょうか。

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