本年も春から初夏にかけてキー局インターンが開催されました。もちろんESの提出が求められました。人気の日本テレビの課題は下記の内容でした。
◆少しだけ他人に自慢できる特技(30文字以内)
◆いま一番お気に入りの趣味(30文字以内)
◆所属している部活動・サークル(30文字以内)
◆得意な外国語とそのレベル(資格試験の点数や会話のレベルなど)(30文字以内)
スクールや部活動でアナウンス技術を勉強・体験したことがあれば具体的にお書きください。また、すでに内定している企業があれば教えてください。(100文字以内)
テレビ・雑誌・ウェブメディア等に出演、あるいは自ら発信した経験があれば、具体的にお書きください。(100文字以内)
◆印象に残っているアナウンサーの言葉もしくは実況を、その理由とともにお書きください。(100文字以内)
◆アナウンサーを志望する理由と、日本テレビのアナウンサーとしてやってみたいこと(150文字以内)
◆学生時代に力を入れた「誰にも負けない!」と思うこと(150文字以内)
この時期就活生を悩ませていた質問がこちらでした。
「印象に残っているアナウンサーの言葉もしくは実況を、その理由とともにお書きください。(100文字以内)」
何故回答が難しかったか?これは「あまりテレビを「意識して」観ない学生さんがアナウンサー志望」されていたからかな?と思います。
当時はコロナ渦の真っ只中でニュース「 EVERY」の藤井貴彦アナが発する言葉にしたり、「スッキリ」で特集が組まれていた「NiziUプロジェクト」の事を取り上げる学生さんが多かったです。
そのような学生を見て採用側はおそらく
「付け焼き刃的にテレビを見ている人多いなあ」
と感じられたのではないでしょうか?
付け焼刃 一見切れそうに見えるが、実際は切れない刀を意味する表現。 切れ味の悪い刀に、鋼の焼き刀をつけたことに由来する。 転じて、その場しのぎのために、一時的に知識などを覚えることを意味する語として用いられる。
日本テレビは多くの学生さんにヒアリングすると「物事の本質を問う」課題が多い印象を受けました。そのような課題を課している会社のESにその辺りで拾って来たような話題を述べても深く突っ込まれた場合はその後の展開が難しいのではないでしょうか?
ではどうするか?例えば
*テレビ番組をじっくりセレクトして定点的に視聴し、ポイントをまとめておきノートに記す
と後々に力となるはずです。
「平日に帯番組の場合には録画をして特定のコーナーをピックアップしてそれだけに集中して視聴する。アナウンサーの発した印象に残った言葉を記録する」
など本職が学業なのでなるべく時間短縮をする方法があります。
付け焼き刃みたいなものではなく普段から準備を行うと本番で必ず役に立つはずです。
関連記事
Follow me!