アナウンサー就活 素材型と努力型(4)

アナウンサー就活 素材型と努力型(4)

前回の記事

の続きです。

自分を知るきっかけとなる

アナウンス技術が上達しない、ES や面接で思うような成果が出ないなど、アナウンサー受験の過程では壁にぶつかる事も多くあります。

また、面接対策をする過程では、幼少期から自分自身を振り返り、自分はどんな人間であったのか?どんな時に悲しみを感じ、嬉しさを感じ、楽しさを感じる人間なのかなど自分の過去について振り返り分析する機会があります。

一般の就活でも自己分析は行います。しかし、あなたという「人間」について特に深く見られるアナウンサー受験では面接に備えて自分の過去を振り変える事、分析する事は特に手厚く行う作業です。このように自分の人生を振り返る事は長い人生においてもほとんど無いでしょう。

そして、幼少期から振り返る過程で「自分にはこのような一面があったのか?」と知る機会も出て来ます。自分を良く知る事は受験のみならず生活面でもプラスに働きます。これもアナウンサー受験で得られる恩恵の一つです。

はっきりと喋る事が出来るようになる

これもアナウンサー受験を一生懸命頑張る恩恵の一つです。アナウンサースクールに通い、家でもアナウンスの練習を繰り返す内に滑舌も良くなり、人前でもはっきりと喋る事が出来るようになります。喋る事に自信を持てるようになるでしょう。これもアナウンサーにならなかったとしても一生の財産となるものです。

一般企業の面接にも直結する

キー局は準キー局といった大きな局を受験して縁が無ければ一般企業に切り替えるという人もいると思います。そういった人も、アナウンサー受験で得たものは一般企業での受験時に役立ちます。

例えば面接対策が楽になります。アナウンサー受験の面接対策をする過程で自己PRをはじめとする自分自身についての問については対策済みです。

そのため、新たに対策するのは志望動機系の質問のみです。受ける業界に合った志望動機系の質問に対する答えを用意するのみで一般企業対策を済ませる事が出来ます。結果、対策は楽になります。

また、アナウンサー受験の際に行った面接対策のプロセスをそのまま一般企業でも使う事が出来るので、志望動機系の対策をする際もとても楽なものとなります。

そしてアナウンサーを目指してアナウンススクールなどで訓練を積んで得た、堂々とはっきり・わかりやすい話し方が出来るスキルは、一般企業でもプラス評価につながる事はいうまでもありません。

(終わり)

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